2017年02月12日
女性の11人に1人が罹るといわれ、増加傾向にある「乳がん」について、秋田県医師会の橋爪隆弘先生に伺った。
現在、日本人の11人に1人が乳がんに罹患するといわれている。秋田は年間600~700人が罹患している。
国は乳がん検診の受診率目標を50%としているが、秋田県では25~28%に留まっている。対象者の7割が未受診のため、まずはこの検診受診率を上げていくことが求められる。自治体で検診の無料クーポンを配布しているが、利用期限、条件などは自治体によって異なるため、問い合わせをしてほしい。
乳がんは女性にとって身近な病気で、特に働き盛り・子育て世代で罹患し、命を落としてしまう事は社会的にも大きな損失となる。乳がんで亡くなる方が1人でも少なくなるよう、積極的に検診を受診し、早期発見できるようこころがけたい。