2017年01月15日
「子宮頸がん」の治療法について、秋田県医師会の工藤香里先生に伺った。
日本では年間約3万2000人の方が子宮頸がんに罹り、約2900人の方が亡くなっている。HPVに感染してから子宮頸がん発症までは数年から十数年かかると言われている。定期的に関心を受診する事で、早期発見、早期治療が可能だ。
子宮頸がん検診の受診率は、10年前までは約20%に留まっていたが、今では約40%にまで上昇している。しかし欧米諸国の受診率は80%を超えおり、それに比べると日本は先進国の中で受診率が低い。無料や割引になるクーポンを配布している自治体もあるため、各自治体や保健所に問い合わせてみてほしい。
子宮頸がんは20代、30代と女性にとって大切な時期に発症する。検診受診で早期発見・早期治療が可能だ。自分の命と子宮を守るためにも、若い世代からの検診受診を心がけよう。