Vol. 321回 胃がんに立ち向かうために

2016年10月09日

胃がんは、ピロリ菌の除菌や検診の普及、治療法の進歩により死亡率は減少傾向にある。詳しいお話しを、秋田県医師会の村田雅彦先生に伺った。
秋田県の胃がん死亡率は全国で第3位と高い。罹患率の高まる40歳以上の検診の受診率は、全国平均36.7%に対し、秋田県は44.7%と全国第6位の高受診率となっている。検診受診率50%の目標に、少しずつ近づいてきている。50%に留まらず、検診対象者全員の受診を目指したい。
1人でも多くの方が検診を受診する事により、がんを早期発見する事ができる。また、胃がんの原因となるピロリ菌の検査も、胃がん予防として重要だ。予防と検診で、胃がん死亡リスクを減少させよう。