年々増加している「前立腺がん」について、秋田県医師会の齋藤満先生に伺った。
前立腺がんは食事の欧米化によって増加傾向にある。厚生労働省の予想では、２０２０年には前立腺がんの部位別罹患数が第３位に浮上するとみられている。検診の受診率は、県全体では全国平均と同等だが地域差がみられ、県南で高いが県北で低くなっている。ただ、全体の受診率もまだまだ低いため、ぜひ積極的に受診しよう。
家族・親戚に前立腺がんの罹患者がいるといった、罹患リスクの高い人には、特にＰＳＡ検査を受診してほしい。がんが見つかっても、早期であれば治癒の可能性も高まる。早期発見・早期治療が決めてとなる。