Vol. 305回 肺がんに立ち向かうために

2016年06月19日

死亡リスクの高い肺がんついて、秋田県医師会の中麻衣子先生に伺った。
全国的にみて、肺がんの中でも「肺腺がん」の罹患者が増えている。ただし、死亡者数は「小細胞がん」が最も多い。40歳を過ぎると急激に肺がんの罹患率が上がる。40歳を過ぎたら、年に1回の検診を受診してほしい。中には若年層で罹患する事もあるため、気になる症状があれば、早めの受診を心がけよう。
肺がんの死亡リスクを下げるために必要な事は、治療の選択肢を増やすため「検診で早期発見すること」、受動喫煙を防ぐためにも「禁煙」、この2つである。大事な家族のためにも検診を受診しよう。