2016年06月12日
肺がん検診の治療法について、秋田県医師会の中麻衣子先生に伺った。
肺がんの治療方法は「手術療法」「抗がん剤(化学)療法」「放射線療法」の3つに分けられる。根治を目指すなら手術療法が最も効果的だが、肺がんは手術治療を行っても5年生存率が低い現状がある。
肺がんを予防するためには禁煙が1番効果的だ。喫煙は肺がんリスクを下げるだけではなく、心臓や脳の疾患リスクも減らせる。受動喫煙のリスクを下げるためにも、家族から禁煙を勧める事も大切だ。
肺がん検診を受診するとがんを早期発見でき、治療の選択肢が広がる。手術による根治を目指す事ができ、術後の生活も楽になる。死亡リスク低下のためにも、早期発見が重要だ。