Vol. 302回 知りたい!肺がん検診

2016年05月29日

最も死亡数が多い「肺がん」について、秋田県医師会の中麻衣子先生に伺った。
肺がんは、がん細胞が肺の中で増殖する病気の事だ。扁平上皮がん、肺腺がん、大細胞がん、小細胞がんの4種類にわけられる。扁平上皮癌は気管支の近く、腺がんは肺の末梢に発生する。
肺がんの怖い所は、罹患者数に対して死亡者数の割合が高い所だ。危険因子は喫煙と受動喫煙で、喫煙者は非喫煙者の約4倍肺がんの罹患リスクが高まる。自分が吸わなくても近くに喫煙者がいる場合、受動喫煙で罹患リスクは2倍にまで増える。喫煙者はもちろん、非喫煙者も検診を受診する事が大切だ。