Vol. 301回 大腸がんに立ち向かうために

2016年05月22日

大腸がんの秋田県の現状について、秋田県医師会の倉光智之先生にうかがった。
秋田では年間約2000人が大腸がんに罹患している。死亡率は全国の中でも非常に高く、ワースト3に入ってしまう。これは、早期発見の割合が低い事が要因である。
秋田県の大腸がん検診受診率は、40歳から69歳を対象にした調査でみると、数年前が30%台だったのに対し、昨年は45%まで伸びているが、まだ十分な数字ではない。
大腸がんは、早期発見できれば命を落とさずに済む。死亡率を下げるためにも、早期の段階でがんを発見できるよう、定期的に検診を受診しよう。