2010年10月24日
秋田県になぜ胃がんの患者さんが多いのか、県医師会の稲葉宏次先生にお話を伺いました。
(4回シリーズの4回目)
胃がんはがんの患者さんの中でも一番多いがんです。胃がんの発生は食生活を含めて生活習慣が大きく関係しています。中でも塩分の過剰摂取が胃がんに関係があるとされ、秋田県に胃がんが多いのもそのためといわれています。
胃がんに遺伝性はないといわれていますが、家族内に胃がんになった方がいらっしゃる家系では、食生活を含めた生活習慣がそのまま引き継がれている場合が多いので、注意が必要です。
塩分を控えた食生活をするなど、生活習慣の乱れを直すとともに、40歳以上の方は、年に一回の検診を受けることが大切です。