vol.3 胃がんって何?

2010年04月18日

秋田県の中でも特に高い死亡率を示す「胃がん」。
「胃がん」について、秋田大学医学部附属病院第一内科の神 万里夫先生にお話を伺いました。(4回シリーズの1回目)
「胃がん」は胃の粘膜にできるがんです。秋田県で「胃がん」が多いのには塩分の多い食習慣が関連していると考えられています。高濃度の塩分で胃の粘膜はダメージを受けますが、やがて修復します。
しかし、ダメージと修復を繰り返すことによって、遺伝子に傷がついて「がん」ができる可能性があるとされています。「胃がん」は早い段階で見つかれば、治癒率が高く命を落とす危険が少なくなる病気です。