Vol. 298回 知りたい!大腸がん検診

2016年05月01日

男女共に増加傾向にある大腸がんについて、秋田県医師会の倉光智之先生に伺った。
大腸の中にできた悪性の腫瘍を「大腸がん」という。内側の粘膜から発生し、徐々に深く広がっていく。大腸がんは日本では増加傾向にあり、年間約13万人が罹患している。大腸がんでの死亡者数は年間で約5万人で、部位別がん死亡率は女性で1位、男性で3位となっている。大腸がんの危険因子は、肥満、高身長、過度の飲酒、喫煙、赤肉・加工肉の過剰摂取が考えられる。
大腸がんは早期治療できれば、治る確率が高いがんである。40才を過ぎたら、年に1度大腸がん検診を受診しよう。