2016年04月24日
寒さの厳しい地域で多い傾向にある「胃がん」について、秋田県医師会の和田勲先生に伺った。
胃がんの罹患数は、40歳代から増え始め、50歳代から60歳代に多い傾向にある。以前はがんによる死因の1位であったが、現在は肺がんに次ぐ2位となっている。とはいえ、罹患数は1位で、がん全体に占める割合も高いままだ。
秋田県の胃がん検診受診率は、全国的にみても低いわけではない。問題は、2次検診を受診しない人がいるという事だ。これでは、治る可能性の高い早期がんを見逃す可能性がある。
胃がんは早期発見により治せる病気だ。ぜひ定期的に胃がん検診を受診し、早期治療に繋げてほしい。