2016年04月17日
男女合計の部位別罹患数トップである「胃がん」について、秋田県医師会の和田勲先生に伺った。
1次検診で要精査の判定が出た場合、2次検診である内視鏡検査を受ける事となる。病変が確認された場合、細胞を採取しさらに詳しく検査を行う。
胃がんの治療法は手術治療、内視鏡治療、化学療法の大きく3つにわけられる。がんの進行度や患者さんの状態を把握し、適切な治療法を選択していく。最近は、内視鏡治療の飛躍的な進歩により、これまで手術が必要だったような場合でも内視鏡のみですむ患者さんが増えている。
胃がんを早期で発見できると、内視鏡治療を選択する事ができ、胃の切除といった体への負担を減らす事ができる。治癒率も飛躍的にアップするため、ぜひ定期的に検診を受診してほしい。