2010年10月17日
秋田県では最も死亡率の高い胃がん。しかし早期であれば治る可能性が非常に高いのです。
胃がんの早期治療のメリットについて、県医師会の稲葉宏次先生にお話を伺いました。
(4回シリーズの3回目)
胃がんは胃の粘膜から出てきます。進行するに従って胃の壁の下の方に進み、さらに胃の外側に出て他に広がったり、リンパ液や血液にのって遠く離れた部位に散らばっていきます。これを転移といいます。
胃がんの治療の原則は手術ですが、早期の粘膜がんであれば内視鏡治療が可能です。臓器温存で体にも負担が少なくて済みます。胃がんで命を落とさないためにも検診が必要です。