2016年02月07日
乳がんの症状について、秋田県医師会の片寄喜久先生に伺った。
早期の乳がんは非常に小さく、症状もほとんどない。まれに自身で見つける事もあるが、その場合は乳房の変形、皮膚のへこみ、乳頭からの血液分泌、脇の下のリンパ節の腫れなどの症状で気が付く事が多い。
乳がんの治療法は、手術療法、抗がん剤療法、分子標的薬治療、ホルモン療法、放射線療法と、大きく分けて5つある。早期で発見された場合は手術療法をとるが、乳房を温存する方法を選ぶ事ができる。進行がんの場合は、抗がん剤やホルモン剤などの全身薬物療法をとり、再発を予防する。これは副作用も強く、体への負担も大きくなってしまう。早期の場合は体への負担も少なく済むため、定期的に検診を受ける事が大切だ。