Vol.286回 乳がんとは

2016年01月24日

女性に最も多いがん「乳がん」について、秋田県医師会の片寄喜久先生に伺った。
乳がんとは、乳房を構成する入管と小葉にできる悪性腫瘍の事であり、危険因子はアルコールの摂取、肥満、喫煙があげられる。予防法としては、適度な運動、授乳、大豆・イソフラボンの摂取などがあり、肥満にならない事が重要といえる。
乳がんの罹患者は全国で約8万人、秋田では約700人と、女性の12人に1人が罹っている状態である。乳がんは小さいものであれば治る可能性が非常に高い病気であるため、早期発見・早期治療がとても有効である。早期発見のためには、年に1度の検診受診と、定期的なセルフチェックが大切だ。