Vol. 283回 子宮頸がんの特徴

2015年12月20日

子宮頸がんについて、詳しいお話しを秋田県医師会の吉岡知巳先生に伺った。
子宮頸がんは30~40歳の女性が罹りやすく、他のがんに比べて若年層の発症が多い事が特徴である。中でも20~30歳代の女性の中で最も罹りやすいがんである。危険因子としては、若年での性交、多人数との性交、多回数の出産、喫煙が挙げられる。
子宮頸がんにかかると不正性器出血がおこる。特に、性交後の世紀出血があった場合は要注意だ。しかしこれは進行がんで起こる症状で、早期がんの段階ではほぼ無症状である。
早期がんを発見するためには検診を受けるしかない。自治体による検診、職場検診、産婦人科などで受診しよう。また、不正出血と思われる症状があった場合は、なるべく早く産婦人科を受診しよう。