2015年12月13日
若い女性の間で増加傾向にある子宮頸がんについて、詳しいお話しを秋田県医師会の吉岡知巳先生に伺った。
子宮のがんは大きく分けて、入口にできる子宮頸がんと、中にできる子宮体がんの2つがある。子宮頸がんは閉経前の若い女性に多く、子宮体がんは閉経後の比較的年配の女性に覆いがんである。
子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルスへの感染が原因である。性交渉によって感染するため、女性の約9割が一生に1度は感染する。子宮頸がんに遺伝は関係ないため、家族で子宮頸がんに罹った人がいない場合でも安心はできない。
子宮頸がん検診は、子宮の細胞を採取し顕微鏡でみる「細胞診」が行われる。痛みもほとんどなく、短時間で受診が可能だ。20歳以上の女性が2年に1回受診する事が勧められている。子宮頸がん検診の無料クーポンなどを使って、検診にいってみる事をオススメする。