2015年12月06日
肺がんの秋田県の現状について、秋田県医師会の南谷佳弘先生に伺った。
肺がんの罹患者数の多さは、胃がん、大腸がんに続く第3位で、年間約850人が罹っている。肺がん検診の受診率が16.9%と非常に低く、さらに離職後の受診率が低い。離職してからも積極的な検診の受診が必要だ。
肺がんの原因として「喫煙」がはっきりとしている。まずは禁煙をする事が重要である。また、喫煙は自分だけでなく周りの人の肺がんリスクを高める事にもなってしまう。家族や大切な人のためにも禁煙をしてほしい。たばこを吸わない人でも肺がんに罹る可能性はある。喫煙者でなくとも、積極的に検診を受診しよう。検診を受ける事で、死亡リスクの高い肺がんの治癒率を上げる事も可能だ。