2015年10月11日
全国でも、秋田県の胃がん罹患率は高い。詳しいお話を、秋田県医師会の倉光智之先生に伺った。
全国的にみて胃がんの検診率は50%ほどあるが、秋田県では15%に留まっている。また、精密検査を行う2次検診の受診率も約75%、4人に1人が受けていない状況だ。2次検診を受けないと1次検診を受けた意味もなくなってしまう。要精査の場合は、必ず2次検診を受診してほしい。
胃がんは早期発見すると治癒できる病気だ。胃がんの治療の基本は予防と早期発見だ。予防面では、胃がんの原因であるピロリ菌の除菌が効果的だ。また、早期発見で重要なのは、無症状のうちに検診を受診する事だ。胃がんで命を落とさないため、毎年忘れずに検診を受診しよう。