2015年08月23日
男性特有のかんで増加傾向にある「前立腺がん」について、泌尿器科医の井上高光先生に伺った。
膀胱と尿道の周囲にあるクルミ大の臓器、前立腺にできるのが「前立腺がん」である。50歳代から年齢に比例して、発症者数が増加する傾向にある。危険因子は「年齢」、家族に罹患者がいる場合の「遺伝」、「食生活」「肥満」などが挙げられる。
前立腺がんは、治療が必要な場合と不必要な場合があるが、早期発見する事でその区別がしやすく、治療が必要な場合も早いうちから治療を進める事ができ、根治に繋がる。増加傾向にある前立腺がん。定期的な健診受診で、早期発見する事が大切だ。