vol.260 子宮頸がんとは

2015年07月12日

20代、30代の女性に発症が多く見られる子宮頸がん。どんな治療法があるのでしょう。詳しいお話を秋田県医師会の田中秀則先生に伺った。
主な治療法は手術である。早期の場合は円錐切除術という、病変部分を含めた子宮頸部のみを円錐に切除する方法をとる。この方法は子宮を残す事が可能だ。しかし進行している場合は、広汎子宮摘出手術という、子宮と膣の一部を含め広い範囲を摘出しなければならない。この方法は、術後の合併症に注意が必要である。進行している場合は手術以外の方法として、放射線や抗がん剤といった方法もある。
検診を受診すると、子宮を残す手術法をとる事ができる。症状がでていない時から検診を受診する事が大切だ。