2014年11月09日
罹患数が10万人を超え、増加傾向にある大腸がん。秋田県も例外ではない。詳しい話を、秋田県医師会の堀江泰夫先生に伺った。
大腸がんは40代から発生率が増加し、50代から急増する。60代以降は仕事を退職する人が多く、健診のタイミングを逃しやすくなるため、要注意である。
秋田県の大腸がんの罹患者数は、平成24年で約2000人、死亡率は男女とも全国第3位と、高い水準となっている。それにもかかわらず、秋田県の大腸がん検診の受診率は約25%と低いのが現状だ。秋田県の大腸がん罹患者の約4分の1が検診でがんが発見されている。ぜひ検診を受診し、がんの早期発見、早期治療に繋げてほしい。早期大腸がんは症状がないため、「症状がなくても、がんが隠れているかも」という気持ちで検診を受けてほしい。