vol.221 前立腺がんに立ち向かうために

2014年09月14日

男性の部位別罹患数4位で、増加傾向にある前立腺がん。しかし、早期発見することで、完治も可能だ。詳しいお話しを、秋田県医師会の成田伸太郎先生に伺った。
前立腺がんは日本でも非常に増加している。5年後には男性の部位別罹患率1位になるとも言われているほどだ。
秋田県の検診受診率は、PSA値を調べる血液検査を行う1次検診では約1割強と見込まれている。非常に低い数値で、もっと多くの方に検診を受診してほしい。特に、排尿に異変を感じている方、原因不明の腰痛や足の痛みを感じている方はもちろんだが、症状がないうちに見つける事が大切なため、50歳を過ぎたら検診を受診してほしい。50歳を過ぎたらPSA検査を受けて、自分のPSA値をしっかりと把握しておきたい。PSA検査を受け、がんを早期発見することで、治療法の選択肢も増やす事ができる。