2014年07月27日
2人に1人はがんに罹るといわれる現在の日本。その中で女性に1番多いのが乳がんです。近年、罹患率、死亡率ともに増加傾向にある、詳しいお話しを、秋田県医師会の橋爪隆弘先生に伺った。
乳がんとは、乳房にできる悪性腫瘍のこと。年間では、日本人女性の約6万人弱が乳がんに罹ると言われている。秋田県では年間で約600人が乳がんと診断されている。ここ数年で増加傾向にあり、女性の16人に1人が乳がんになると言われています。
乳がんには女性ホルモンが関与している。初潮の年齢が低年齢化したこと、初産年齢が高くなるなど、女性ホルモンの分泌が増える事によって、乳がんになるリスクが高まると言われているが、はっきりとした事はまだわかっていない。
乳がん検診では、触ることができないほど小さながんを見つけられる。つまり、早期発見が可能である。早期に見つかれば、治療の負担を軽減することができ、死亡リスクも低下させる事ができるため、ぜひ検診を受けてほしい。