2014年07月13日
定期的な検診の受診により、がんになる前の状態でも発見も可能な子宮頸がん。具体的な検診の方法を、秋田県医師会の田中秀則先生に伺った。
検診は、膣を開くとある子宮口から、ヘラのような器具を使い、細胞をこすり取る。採取した細胞をガラス板に付着させ、それを顕微鏡で見て検査する。痛みや出血もほとんどなく、短時間で終わる。特別な準備もいらないため、お友達同士でも気軽に検診を受診してほしい。
月経中でも検診の受診は可能だが、出血により結果がわかりにくくなる可能性もある。できれば月経中は避けて検診を受けてほしい。
子宮頸がんの早期発見に有効な検診の受診。しかし大切なのはそれだけではない。1次検診を受診し、要精査の通知が来た場合は、必ず専門医を受診しよう。