2010年08月15日
増加傾向にある「乳がん」。積極的な検診受診で早期発見が可能です。「乳がん検診」について市立秋田総合病院の橋爪隆弘先生にお話を伺いました。
(4回シリーズの2回目)
患者自らが乳房のしこりに気付いて発見されることが多い「乳がん」。しこりの形やできる場所は様々ですが
0.5~1cmの大きさになると自分で触って分かるようになります。(すべてのしこりが「がん」という訳ではありません。)
セルフチェックとあわせて40歳以上の方に有効なのはマンモグラフィー検診です。専用の撮影機器で乳房を圧迫して写真を取ることで1cm以下の早い段階の「乳がん」の発見が可能です。
圧迫による若干の痛みはありますが、しっかり挟まないといい写真が撮れないために、少しだけガマンしてください。
マンモグラフィー検診では、触ることができないほど小さな「乳がん」を見つけることができます。早期に治療に入ることは治療効果を高めることにつながります。