vol.19 増加傾向の乳がん

2010年08月08日

「乳がん」の発生率は30代から激増、40歳から50歳の間にピークを迎えます。「乳がん」についてのお話を市立秋田総合病院の橋爪隆弘先生に伺いました。
(4回シリーズの1回目)
乳房は、乳頭・乳管・小葉・脂肪の4つから成り立ちます。がんが発生しやすいのは乳管で、乳がんのうち90%が「乳管がん」です。
「乳がん」の発生に大きく関連するのは女性ホルモンです。初経年齢が早い、閉経年齢が遅い、授乳・出産歴がない方はリスクが高くなります。更に、たばことアルコールは危険因子。また、血縁者に「乳がん」患者がいる場合の発生リスクは約10倍です。
「乳がん」の発生率は30代で激増傾向にあり、40代~50代でピークとなります。
検診で小さなうちに発見できる「乳がん」。40歳を過ぎたらマンモグラフィー検診を受けましょう。