2010年08月01日
死亡率が高い「肺がん」。その最新の治療方法と「肺がん」でいのちを落とさないためのポイントについて秋田大学医学部呼吸器外科の南谷佳弘先生にお話を伺いました。
(4回シリーズの4回目)
転移しやすい「肺がん」ですが、脳に転移した場合は最新治療方法ガンマナイフ治療で脳の腫瘍部分に放射線を照射し病巣のみを凝固・壊死させ、治癒に向かうことができるようになりました。
進行が早い「小細胞肺がん」には抗がん剤と放射線治療が効果的です。「がん」が進行したからと言って気を落とさずにまずは病院で受診しましょう。
「肺がん」で命を落とさないためには、たばこを吸わないこと、定期的に「肺がん」検診を受けることが重要です。
定期的な検診受診によって症状が出る前の軽い段階で「がん」を早期発見でき、軽い治療で治癒も可能となります。
また、受動喫煙でも肺がんのリスクはあるため、たばこを吸わない人も定期的に検診を受けましょう。