vol.15 生存率の低い肺がん

2010年07月11日

日本人のがんによる死亡率が最も高い「肺がん」。秋田県でも男性は胃がんに次ぐ高い死亡率となっています。
「肺がん」について秋田大学医学部呼吸器外科の南谷佳弘先生にお話を伺いました。
(4回シリーズの1回目)
「肺がん」は治療法の違いにより「小細胞肺がん」と「非小細胞肺がん」の二つに大きく分けられます。「非小細胞肺がん」はさらに腺がん、扁平上皮がん、大細胞がんに分類されます。全国の統計によると「肺がん」はがんの中で罹患数は3位ですが、死亡数はワースト1位。肺がんで亡くなる方は毎年全国で7万人、秋田県では約600人になります。
罹患率、死亡率が高い「肺がん」ですが、早期に発見されれば8割以上は治癒が可能です。
早期発見のためには検診受診が肝心です。