2013年02月10日
女性の16人に一人は罹るといわれる乳がん。増加傾向の乳がんを発見するのに有効なのがマンモグラフィー検診だ。詳しいお話を秋田県医師会の橋爪隆弘先生に伺った。
秋田県ではだいたい26~27%の人が公的な乳がん検診を受けていると言われている。しかし50%の検診率がないと、乳がんによる死亡率が下がらないと言われているので、もっと積極的に受診してほしい。仕事や家庭の事情で受診できないという人がいるが、年に一回でいいので、たとえば自分の誕生日の月などに受診をしてほしい。
40代の乳がんが増えているが、40代といえば子育てや仕事など、人生の実りの時期なので、そういう人が乳がんで命を落とすのは社会的にも大きな損失であり、家族にとってもマイナスが大きい。検診を受けられない理由もいろいろあると思うが、もう少し自分の体を大事にして、車の車検も何年かに一度お金をかけるように自分の体にもお金をかけて、また無料のクーポン券も利用して乳がん検診を受診してほしい。