2010年06月20日
近年、若年層で増加傾向にある「子宮頸がん」について市立秋田総合病院の高橋道先生にお話を伺いました。
(4回シリーズの2回目)
「子宮頸がん」は少し進行してからでないと症状は出ません。そのため初期の段階で発見するには検診を受けるしかありませんが、この検診では細胞が「がん」になる手前の状態「前がん病変」を見つけることができます。
「前がん病変」の治療では頸部の病変のみを切除します。治癒率はほぼ100%で、子宮がそのまま残るので術後の妊娠・出産が可能です。
「がん」になる手前「前がん病変」のうちに発見するためにも定期的な検診受診が大切です。