夢球場第105回全国高等学校野球選手権記念秋田大会

優勝おめでとう!明桜高校(2年ぶり11度目)

7月22日(土)/準々決勝

こまちスタジアム/第2試合

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
秋田商業 1 0 1 0 0 0 0 0 0 3 5
能代松陽 0 0 1 0 0 0 0 0 1 0 2
1 2 3 4 5 6 7 8 9
秋田商業 1 0 1 0 0 0 0 0 0
能代松陽 0 0 1 0 0 0 0 0 1
10
3 5
0 2
試合終了(延長10回タイブレーク)

【秋田商業】松橋星羅―齊藤友紀
【能代松陽】齋藤舜介→森岡大智―柴田大翔
【本塁打】寺門史優(秋田商業) 
【三塁打】寺門史優(秋田商業) 

初回1番寺門が、能代松陽先発齋藤の変化球を捉えると打球はぐんぐん伸びレフトスタンドへ飛び込む。秋田商業の先頭打者ホームランで大一番の幕が開く。秋田商業の先発はエース松橋、序盤高めにボールが浮き盤石とは言えない投球が続く。3回表にも秋田商業は1点を追加するが、そのウラ能代松陽は四球を足掛かりに二塁までランナーを進めると、1番キャプテン大高がライト前に運び1点を返す、松陽はこれがこの試合初ヒット。
その後、秋田商業松橋の適度に荒れた投球に能代松陽はなかなかチャンスを作れない。能代松陽は5回途中からエース森岡を投入、秋田商業打線もチャンスを作れない。2対1のまま、試合は9回ウラ能代松陽の攻撃に移る。死球で出たランナーを三塁まで進めた能代松陽は、途中出場5番佐々木陸仁の犠牲フライで同点、土壇場で試合は振り出しに戻る。
試合を決めたのは、またしても1番寺門。二死三塁二塁から寺門の打球は、ライト線ギリギリに運ぶ2点タイムリー三塁打に。緊迫した試合は、秋田商業が勝利、能代松陽の連覇への夢はここで断たれた。