夢球場第105回全国高等学校野球選手権記念秋田大会

優勝おめでとう!明桜高校(2年ぶり11度目)

7月20日(木)/3回戦

こまちスタジアム/第2試合

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
大館桂桜 0 0 0 0 0 4 0 0 0 2 6
大曲工業 1 0 0 0 3 0 0 0 0 0 4
1 2 3 4 5 6 7 8 9
大館桂桜 0 0 0 0 0 4 0 0 0
大曲工業 1 0 0 0 3 0 0 0 0
10
2 6
0 4
試合終了(延長10回タイブレーク)

【大館桂桜】高清水椋―小林 廉
【大曲工業】田村啓人→藤原翔太―佐々木悠太
【二塁打】山内佑真(大館桂桜) 

初戦の秋田北鷹戦を大逆転、二試合目の由利工業戦は大接戦を制して勝ち上がった大館桂桜と初戦横手清陵戦をサヨナラ勝ちの第8シード大曲工業の戦い。
初回先制した大曲工業は5回ウラ、一死二塁から3番キャプテン武藤が絶妙なバントを三塁前に転がすとサードの送球ミスを誘い1点、さらに4番柴田、6番長澤がタイムリーを放ちこの回3点、0対4とリードを広げる。
直後の6回表、ここまで大曲工業のエース田村にヒット1本に抑えられていた大館桂桜打線が火を吹く。2番虻川の鋭い打球が三塁ベースに当たりこの試合2本目のヒットとすると二死後4番高清水が三遊間を抜き、二死三塁一塁。相手エラーで1点を返すと、6番石戸谷が右中間前に運びさらに1点、初戦第一号ホームランの山内がセンターオーバーの二塁打で2人が還りこの回一挙4点、4対4の同点に追いつく。
試合はそのまま、無死二塁一塁から始まるタイブレーク制の10回の攻防へ。
10回表、大館桂桜は送りバントで一死三塁二塁とすると、4番高清水がライトへの犠牲フライで1点、さらに相手バッテリー間ミスで1点、6対4とこの試合初めてリードを奪う。そのウラの大曲工業の反撃を許さなかった大館桂桜が、第8シード大曲工業に粘り勝ち、ベスト8進出を決めた。