第105回全国高等学校野球選手権記念秋田大会

【能代松陽】齋藤舜介→清水佑理→森岡大智―柴田大翔
【増田】鈴木流星→佐々木友翔―髙橋怜旺
【二塁打】齋藤舜介（能代松陽）　

能代松陽は初回、四球と相手失策、内野ゴロとノーヒットで2点を先制する。
続く2回には2つの四球で二塁一塁とすると、2番淡路がタイムリーヒットを放ち3対0と試合を優位に進める。
能代松陽の先発は初戦に続き背番号5の齋藤、3回を被安打1の投球で、4回からは背番号19の清水にチェンジ。清水は増田打線に一本のヒットもランナーも出さないパーフェクトピッチングで4回から6回までを抑える。
能代松陽は、相手エースの鈴木流星から11個の四球をもらいながら、その後なかなか得点を上げることが出来ない。6回は一死満塁から押し出しの1点のみ、7回も満塁からポテンヒットで1点、5対0となったところで、増田は二番手佐々木をマウンドに送る。代わったばかりの佐々木は、2番淡路を三塁ファールフライに打ち取るも、能代松陽は捕球した野手の体勢が悪いと見ると、すかさずタッチアップ、三塁手の悪送球を誘い二塁ランナーも一気にホームイン、7対0とする。ここまで6本のヒットは出ていたもののクリーンヒットの少なかった能代松陽は、3番虻川がセンター前に運ぶタイムリーを放つと、4番齋藤にもこの大会初ヒットとなる右中間タイムリー二塁打が飛び出しこの回5点目、9対0と大きくリードを広げた。
去年の優勝校でセンバツ出場の能代松陽に、11人で挑んだ増田の夏が終わった。