夢球場第105回全国高等学校野球選手権記念秋田大会

優勝おめでとう!明桜高校(2年ぶり11度目)

7月14日(金)/3回戦

こまちスタジアム/第1試合

1 2 3 4 5 6 7 8 9
本荘 0 0 0 0 0 0 0 0 3 3
明桜 1 0 0 0 0 0 3 0 X 4
1 2 3 4 5 6 7 8 9
本荘 0 0 0 0 0 0 0 0 3 3
明桜 1 0 0 0 0 0 3 0 X 4
試合終了

【本荘】小野一葉→阿部倖翔―石渡 穣
【明桜】難波佑聖―吉川新汰
【本塁打】土田亮太(明桜)
【二塁打】柴田航太郎(本荘) 

明桜は、初回3番松橋日々生のタイムリーで先制する。本荘の先発背番号10の小野一葉は、その後打たせて取るピッチングで初回の1点のみに抑えていたが、4回ウラ突然制球が乱れ三者に連続四球を与え無死満塁のピンチを招く。ここで本荘はエース阿部にスイッチ、このピンチで阿部が6番7番を連続三振に仕留めると8番篠﨑の当たりはセンターへ、この打球を代わったばかりの佐藤龍一が後ろに転がりながらもボールは離さず、絶体絶命のピンチを凌ぐ。
明桜の先発は、エース難波。前の試合角館戦では制球の乱れから序盤で降板したエースだったが、この試合は制球も安定、球威も戻り本荘打線にチャンスらしいチャンスを与えない。
本荘の阿部もこの日147キロを記録するなど威力充分なストレートを武器に明桜打線を抑えていたが7回ウラ、味方エラーと四球でランナー2人を溜めると明桜2番土田が叩いた打球はライトスタンドに飛び込むスリーランとなり0対4、緊迫したゲームが動き出す。
最終回、ここまで明桜の難波にヒット2本に抑えられていた本荘は、この試合初の四球をもらうと二死から代打渡部がレフト前に運び二死二塁一塁。4番でエースの阿部のレフト前タイムリーで1点を返すと5番柴田の打球はライトオーバーの二塁打、2人が還り3対4と1点差に迫る。しかし、明桜難波の球威は最後まで落ちず最後のバッターをセンターフライに打ち取りゲームセット。
第1シード明桜が食い下がる本荘を下し、ベスト8一番乗りを決めた。