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クマ対応で 警察官が緊急銃猟の現場で研修 警官のライフル銃での駆除可能に /秋田

2025年11月11日 21時19分

13日から警察がライフル銃でクマを駆除することができるようになります。これに合わせて、警察官が実際に緊急銃猟が行われた現場で安全確保や対応の手順を確認しました。

横手市の河川敷周辺に集まったのは、駆除対応に関わる県警や県外から派遣された警察官らおよそ40人です。市街地に面するこの現場では、10月県内初となる緊急銃猟によってクマ3頭が駆除されました。緊急銃猟の対応に携わった市の職員や猟友会の会員が発砲時の状況、安全確保の手順などを説明しました。警察によるライフル銃での駆除については、緊急銃猟の市町村長判断が間に合わない場合や、現場のハンターが足りない場合などが想定されています。警察は、横手市以外にも能代市や仙北市の緊急銃猟が行われた現場で研修を行っているほか、環境省や大学の研究者らからクマへの対応について説明を受けるなど準備を進めています。