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秋田の新スタジアム問題 佐竹知事「八橋なら理解は進む」との考えを示す

2024年10月01日 19時08分

サッカーJ2のブラウブリッツ秋田の本拠地となる新スタジアムについて秋田県の佐竹知事は八橋運動公園での整備なら周辺の理解は進むという考えを示しました。

佐竹知事:「地方の創生、いわゆる地方の価値これを高めるために全力でやってもらいたいというのが一番」

石破新内閣に対するコメントで始まった1日の秋田県議会。9月議会のまとめの審査でまず取りあげられたのは秋田市が外旭川地区のまちづくり計画から方針転換し八橋運動公園を新たな候補地として検討している新スタジアムです。

工藤嘉範議員:「整備の早期実現に向けたさらに前向きな姿勢を鮮明に打ち出して取り組んで頂けないかと思うがどうか

佐竹知事:「外旭川構想に反対の方が多い。(八橋整備なら)周辺のみなさんも商業者の方も賛成が出てくる。そうすると相当理解というのが逆にね進んでくるのではないかと」

佐竹知事は新スタジアムに一定の支援をする考えは変わっていないとし「この方向でいくと県もバックアップする姿勢を強く言える立場になる」と答えました。

沼谷純議員:「場所だけでなくて整備主体も含めて年内に決めていくということはできそうか」

佐竹知事:「(私の任期は)2025年4月で終わりなので一定のところまでプランニングをやりながら選挙でどう判断するか。当然ね、いまの時期になればそれも必要かなという」

一方、外旭川地区のまちづくりについては…。

佐竹知事:「まずは一旦休止という状況だと思う。白紙にしてどういう風に作ってくるか。また完全にやめるかどうかこれは少し時間がかかるんじゃないかなと思う」