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放送番組審議会

放送番組審議会 2022年6月7日(火)開催
第299回 「テレメンタリー2022 おいだば、時給125円」(6月 1日 (水)25:50~26:20 、4日(土)15:35~16:05 (再)放送分)
2022年 6 月 7 日(火)に 開かれた当社番組審議会の内容をお知らせします。 今回は、「テレメンタリー2022 おいだば、時給125円」について、審議委員からご意見、ご提案をいただきました。

委員から寄せられた発言のうち、主なものは次の通りです。

  • 高齢化が進む地域において、移動販売車の運営で買い物弱者を支援するNPO法人の活動を追ったドキュメンタリー。移動販売車を心待ちにして利用する高齢者の姿から、人と触れ合うことの大切さが伝わって来た。また、過疎地域で暮らしていく事の厳しさ、先行きはどうなるかなど、限界集落が直面する問題の深刻さも考えさせられた。
  • タイトルの「時給125円」の意味が分からなかったが、番組を見ていくうちに理解が進んだ。どんな仕組みでどんな人達が関わっているのか、興味がそそられるキャッチ力のある言葉だと感じた。移動販売のボランティア報酬は4時間で500円。ドライバーは、お金じゃなく地域のための活動にやりがいを感じていることが伝わってきた。
  • この地域の人口や、移動販売車の利用者数が分からない。このNPOは他に何か活動をしてるのか、行政のかかわりがあるのかどうか、視聴後に疑問が残った。
  • 若い世代はどう見たのだろう。別世界の話に留まったのではないだろうか。シビアな内容だが、若い人たちにも響くような、希望が持てるような明るい情報なども併せて盛り込んでいただきたかった。
  • 重苦しい内容なのだが、俳優・山田杏奈さんのナレーションが暖かくほのぼのとしていて、番組にあかりを灯しているようだった。ナレーション原稿もよく考えられていたと思う。

これに対し、秋田朝日放送側からは以下のような説明がなされた。

  • このNPO法人の活動には自治体もかかわっていて、他にも様々なことをやっているが、番組では移動販売車の取り組みに特化した。ドキュメンタリーは映像とリアルな雰囲気で作るものだと考えていて、極限まで情報を絞ったので、伝わりづらい部分があったかもしれない。今回は、過疎地域で活動する人のボランティア精神と、人と人との触れ合いの大切さを伝えたかった。
  • タイトルに関しては、「?」と思った人もいただろう。それを説明していくような内容で、地域がおかれている状況を明らかにしていく構成とした。
  • 助け合うありのままの姿と交わされる会話、それを見た人が何かを考えるきっかけになればと思う。立場や環境、年齢の違いで感じ方は異なる。いろいろな捉え方をしてもらえるような表現をしようという意図で制作した。
  • 山田さんのナレーションは、番組の雰囲気づくりに力を発揮したと思う。今回いただいた意見は、今後の番組作りにいかしていきたい。
次回は7月5日(火)
系列番組審議会委員代表者会議議題「動画配信時代 地上波テレビに望むこと」をご審議いただくこととしました。
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