あいたいAAB

山下 右恭

音楽の秋 ピアノ楽しむ

秋が深まり、朝晩の冷え込みが一段と厳しくなってきましたね。寒さに弱い私にとって、秋は「音楽の秋」です。

実は5歳から高校生までピアノを習っていて、この時期には家にこもり、毎日1~2時間ピアノを弾いています。寒くなりすぎると指が動かなくなるため、まさに秋がピアノシーズンなのです。

今では大好きなピアノですが、習っていた頃は好きではありませんでした。ピアノを習う男性にはわかるかもしれませんが、ピアノを習っていることが「恥ずかしい」のです。

今はピアノを弾く男子も増えていますが、当時は習っていた周りが全員女子でした。思春期に入るとなおさら意識してしまい、ピアノを習っていることを友達に大きな声で言えないような状態に。

それでも私はピアノを続けました。毎日練習を重ねて新しい曲を弾けたときの喜びや、発表会で緊張しながらも弾き終わった時の達成感など、恥ずかしさ以上のものを感じていたからかもしれません。

大人になった今、ピアノを弾くことに恥ずかしさは一切ありません。年に1度のピアノシーズンに、「音を楽しむ」気持ちでピアノを弾く。そうすれば、この先もっとピアノが好きになりそうです。

(朝日新聞秋田版 2018年10月24日掲載)

山下 右恭

たらいこぎ あえなく沈没

「あー!水がどんどん入ってくるー!」

たらいをこぎだしてから30秒あまりの出来事でした……。

8月16日に横手市増田町であった全日本元祖たらいこぎ選手権大会に初めて参加しました。今年で32回目の歴史あるイベント。県内外から約100人がエントリーし、直径90センチのたらいに乗って42.195メートルを手でこいで、タイムを競います。

私は体重が軽く、中学、高校とテニス漬けの日々を過ごしていました。たらいこぎにはどこか自信がありましたが、会場には私よりも腕が2倍近く太い屈強な人たちが。どうやら、ある程度体重があった方がたらいが安定し、水に腕が届きやすく、より速くこげるようです。

それでも「かっこいいところをみせたい」「あわよくば表彰台に上がって賞金を」。そんな浮ついた気持ちのせいでしょうか。こぎ始めはまずまずでしたが、中盤で前のめりになってしまい、たらいの中に水が押し寄せてきます。

たらいに半分近く水が入ったところであえなく沈没。次は最後までこぎきってゴールしたいという気持ちが芽生えました。来年に向け、体重を増やします。

(朝日新聞秋田版 2018年09月05日掲載)

山下 右恭

B1復帰 思わず涙が…

ハピネッツ、B1復帰おめでとうございます!

私はスポーツ担当として、今シーズンのハピネッツを近くで見守り続けてきました。思えば入社後、初めて取材したのがハピネッツ。初の担当コーナーも「Go!ハピネッツ」。そして、初めて実況したのもハピネッツでした。ブースター歴は皆さんより浅いかもしれませんが、片時も頭の中からハピネッツが離れませんでした。

バスケットのルールを全く知らない状態から始めましたが、B1復帰が決まった瞬間、思わず涙があふれました。選手たちが抱き合って喜ぶ様子はもちろん、5千人近いブースターの地響きのような大歓声は忘れません。多くのブースターに愛されるチームが秋田にあることが誇りですし、そんなチームを取材できることが、今では一番の自慢です。

来シーズンからは再びB1で戦います。B1に残るだけではなく、戦えるチームになってほしいと願っています。田口成浩主将は「強い選手と戦えることが楽しみだ」と話していましたが、私も強い相手と戦うハピネッツへの取材が楽しみで仕方がありません。応援コーナー「Go!ハピネッツ」も来シーズン前には再開しますので、今後ともよろしくお願いします。

(朝日新聞秋田版 2018年06月06日掲載)

山下 右恭

夏バテならぬ「春バテ」

新年度を迎えて2週間あまり。AABは、新年度からめまぐるしく変化が起きています。まずはニュース番組「トレタテ!」のスタジオが、青色を基調としたセットから暖色系のセットに変わりました。

そして、キャスターも変わりました。私は千田まゆこアナとともに、月、火曜を担当します(水~金曜は新岡智昭、高田美樹の両アナです)。

入社2年目からチャンスをいただき、気合を入れて迎えた担当2日目。声が出ません。アナウンサー失格とも言える、のど風邪をひいてしまいました。

「出演の時間までになんとか治そう」と、のどあめをなめたり温かい飲み物を飲んだりしました。でも、悪くなる一方。こう見えて、入社1年目は一度も体調を崩したことがなかったのですが……。

そういえばこの前、テレビで驚きの特集が組まれていました。「夏バテ」ならぬ「春バテ」です。朝晩の激しい寒暖差や新生活への緊張から、知らず知らずのうちに身体に負担がかかるよう。特に、新社会人に多くみられるそうです。

1年目は(良い意味で)なんのプレッシャーも感じずに過ごしてきたのだと思うと、2年目は「しっかりしろよ!」と身体が教えてくれたのかもしれません。気を引き締めて、今年度も頑張ります。

(朝日新聞秋田版 2018年04月18日掲載)

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