あいたいAAB

登 レイナ

食事の礼儀仕事に

食べることは私の生活で最も重要なことです。なぜかわかりませんが、子どもの頃から寝ているときよりも遊んでいるときよりも、食べている時間が好きでした。

幼い私に家族が教えてくれたのが食べるときの礼儀です。「テーブルにひじをつかない」「箸渡しをしない」「くちゃくちゃ音を立てて食べない」など、食事の度に注意されていました。特に言われていたのが「ごはん粒をお茶わんに残さないこと」。祖父の実家が米農家だったこともあり、米一粒の大切さを小さいうちから知ってほしいという思いがあったそうです。

当時はその大切さがよく分かっていませんでしたが、テレビ局に就職して食べることが仕事の一つになった今、食べ方を注意してくれた家族に感謝しています。食べ物を紹介するリポートでは、きれいに食べることが基本中の基本だと実感しているからです。

今の目標は、テレビを見ている方に「おいしそうだな、あした食べに行こうかな」と思ってもらえる食リポをすること。中継で食べ物をほおばりすぎて感想を言えなくなるなど失敗ばかりですが、食べることが大好きという気持ちを大切にしつつ、おいしさを表現する言葉を秋田で学んでいきます。

もうすぐ冬、今年もきりたんぽをたくさん食べたいです。

(朝日新聞秋田版 2020年11月07日掲載)

登 レイナ

大切な「家庭の味」

みなさんの家庭の味はなんですか?みそ汁、カレー、肉じゃがなど色々あると思います。私の場合、ぱっと思いつくのが母が作る「おにぎり」です。小さい頃は遠足のお弁当に、大学受験の時は午後からのスタミナ補給に。社会人になり一人暮らしになった今も、母から受け継いだおにぎりでエネルギーをチャージしています。

当たり前のようにずっと食べてきたおにぎり、23歳になって初めて、作り方がちょっと人と違うことに気がつきました。母特製のおにぎりは「サラダ油」をご飯に混ぜます。これまで当たり前のように油入りおにぎりを食べていたのですが、そのことを話すと誰もが驚き、その反応に逆に私がびっくりしました。

母いわく「油を入れると腹持ちが良い、お米と油を一緒に摂(と)ると糖質の吸収が緩やかになる」ということで、その言葉を信じきっていたのですが、よく考えてみれば科学的根拠はありません……。

ただ単にカロリー増になっているだけなのかもしれませんが、私にとっては大切な家庭の味です。これからもおにぎりには油を混ぜたいと思います。(ちなみに油以外のポイントは、「ちょっと多すぎるかな?」くらいのご飯の量でにぎること。具はから揚げやハンバーグなどお肉を入れることです!)

(朝日新聞秋田版 2020年08月08日掲載)

登 レイナ

同期 今後も大切に

入社2年目になりました。去年のこの時期は少しでも早く秋田に慣れようと、同期と桜の名所を巡ったり、牧場に行ったりしていました。その後も定期的に出かけたり、ご飯を食べに行ったりしています。(この春以降は新型コロナの影響でその機会も得られませんが……)

思い返すとこの1年、県内に知り合いが少ない私にとって、同期の存在は大きな支えでした。高め合うライバルであり、なんでも相談できる友達でもあり、頼れる兄弟のようでもあり。初めて社会人になって出来た同期の存在をこれからも大切にしていきたいと思っています。

そんな同期のうちの一人、青木隆太アナウンサーと、この4月から「トレタテ!サタデー」という番組のMCを担当しています。お互い緊張して、リハーサルをたくさんしてもスタジオでうまく話せていませんが、1年間でさらに成長していきたいと思っています。夕方ニュース「トレタテ!」で放送した中からもう一度見て頂きたい特集などをお伝えする「トレタテ!サタデー」(毎月第4土曜日・午前11時~)、次回の放送は5月23日の予定です。

まだまだぎこちない私たちですが、これからもどうかよろしくお願いします。

(朝日新聞秋田版 2020年05月09日掲載)

登 レイナ

なまはげ継承、力合わせて

初めまして、入社1年目の登(のぼり)レイナです。昨年4月、初めて秋田に来ました。

今回、ずっと間近で見たいと思っていた「なまはげ」行事を取材させていただきました。なまはげといえば2018年にユネスコ無形文化遺産に登録され全国的にもますます有名になり、勢いのある伝統行事というイメージを持っていました。

しかし、今回取材させていただき、男鹿市の各地区が直面している問題があることを知りました。それが「少子高齢化」です。なまはげの担い手となる若い男性がいないため、地区のなまはげ行事が無くなっていっているというのです。私が今回お邪魔した増川地区もその一つ。約10年間、なまはげ行事が途絶えていました。そんな状況を変えたいと立ち上がったのが、男鹿市地域おこし協力隊の伊藤晴樹さんです。「なまはげになれる」イベントを企画し、県内外から参加者を募りました。伊藤さん、地域の方、県内外からの参加者、三つの力が合わさって復活したなまはげ行事。復活2年目となる19年の大みそかは、さらに地域に伝わるお面も加わりました。男鹿市増川地区のなまはげ行事の様子は、きょう(8日)の「トレタテ!」で特集としてオンエアされます。ぜひご覧ください。

(朝日新聞秋田版 2020年01月08日掲載)

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