あいたいAAB

藤盛 由果

距離があっても…

人と話すこと、話を聞くことが好きでこの仕事に就いている私にとって、今の状況はちょっと……いや、かなりつらいものがあります。話に興味が湧いてくると、気持ちはもちろん姿勢もどんどん前のめりになってしまう癖。途中でハッと気が付いて2、3歩下がる。お互い苦笑い。「ソーシャルディスタンスですもんねぇ」と言って、会話に間が出来る。早く慣れなければと思いながら、新しい生活様式が体に染み込むまではまだ時間がかかりそうです。

番組を作る上でも対策を考えています。以前であれば、この写真のような距離感は考えられなかったこと。でもこれが新しい生活様式です。一つメリットがあるとすれば、以前よりも表情で訴えるようになったことでしょうか。どんなに距離があっても、マスクで顔が半分見えなくても、スムーズにコミュニケーションが取れるようになったと思います。特におでこやまぶたの筋肉をいっぱい使い、表情筋が鍛えられているような。

千田アナ、登アナ、そして私とちょっと珍しい組み合わせの3人ですが、26日放送の特別番組「秋田を応援!あしたへスイッチ!SP」の1コマです。久しぶりにたっぷりとお話しできました。話すって、やっぱり楽しい。ニュースを伝える時とは違う2人の表情にも注目です。

(朝日新聞秋田版 2020年09月19日掲載)

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