あいたいAAB

ZEN

時間に追われ 焦る師走

また一年が過ぎようとしている。師走はまるで時間が加速するかのようだ。そんなはずはないのだが本当に1週間が短く感じる。あっという間にまた生放送である。このままではまた何も出来ないうちに新年を迎えてしまいそうで、はっきりとしないが確かにある焦燥感のようなものがじわじわ増幅していくような、いやーな日々である。

何しろ、何をしていいのかわからないのに何かしなくちゃいけないとあせっているのだから、何も進展するわけがない。一方のカミさんには具体的にやらなければならないことが山積みのようで、その多くは、どうやら私に原因があるらしい。この認識の差はもはや絶望的なほど深く大きく、まともに向き合うと大惨事になりかねない。少しずつ少しずつ山を崩し谷を埋めていく必要があるのだ。

しかしそれでは間に合うはずもなく、年を越すごとに問題が残っていき、一方はすぐそのことを忘れ一方は今後のスケジュールにきっちり組み込む。

誰がどう見たってスケジュールに組み込む方が正しいのだが、まぎれもなく正しくない私にとってはなかなか出来ない相談なのだ。決して開き直っているつもりではないけれど、間違いなく、怒りを買う羽目になる。うう、年末なんて無くなってしまえ!

(朝日新聞秋田版 2019年12月18日掲載)

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