あいたいAAB

ZEN

故郷の将来 考えないと

秋田市も花見の季節になった。春は何かが始まり、様々に変化する予感の季節だ。環境が変化するのは悪くない。むしろ良い。人は入れ替わり、場所も方法も変わる。

私だってだらだらした生活を送ってはいるが、「変わらない」のは退屈だ。同じことを更新せずにただ繰り返すのはうんざりである。繰り返すと大体の物は劣化する。それでは全然面白くない。考えもなく人がやり続けることには、目も当てられない。

我が故郷の人口減少の速度はすさまじい。近い将来どのような規模になるのか、数字で推し量ることは難しくはないはずだ。そう、このことは待ったナシの大問題なのだ。雰囲気や気分の感情論的な、上っ面だけの変化では、どうにもならない。データに基づいた厳しい現実を直視しなきゃならないことを自覚しなければ……。ひとごとではないのだ。

などと言いながら、私自身は色んなところが外れたり抜けたりしているので、何事も1人分しか計算できないし、せいぜい数カ月先のことしか考えられない。それが精いっぱいなのだ。そんなやつが社会に出て仕事をして家庭を持っているわけで、もう何もなくても毎日が必死、満身創痍(まんしんそうい)……。それでも考えることは大事だ。うん、とにかく考えよう。

(朝日新聞秋田版 2019年04月24日掲載)

TOPへ戻る

error: Content is protected !!