あいたいAAB

高田 美樹

当たり前の日常に感謝

9月中旬、北海道胆振東部地震で震度5弱を観測した岩見沢市に帰省しました。もともと毎年恒例のいわみざわ百餅祭りに参加するための休みでした。

このお祭りは五穀豊穣や長寿を祈願して、重さ5トンの大きな臼でついた餅を食べます。餅まきなどのイベントもある地元の誇りあるお祭りですが、今年は台風や地震の影響で中止に。毎年お祭りが開催できていたありがたみを感じました。

停電で心細い思いをした家族にねぎらいの気持ちを込めて、さっぽろオータムフェストに連れて行きました。当初は開催を見合わせていましたが、自家発電機を使って1週間遅れでスタートしました。北海道中の食が集まり、肉や魚介、果物、お酒、野菜、どれもおいしい!

「こんな土地が地震に見舞われるなんて」。信じられない気持ちになりました。まだ完全には観光客は戻っていませんが、会場は活気があって「北海道に元気を」という思いにあふれていました。

道内には大きな爪痕が残る地域もあります。少しでも早く、不安のないより幸せな毎日が送れますように。秋田もあすは我が身です。しっかりと災害への備えをして、当たり前の日常に感謝して過ごしたいですね。

(朝日新聞秋田版 2018年10月03日掲載)

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