あいたいAAB

千田 まゆこ

天使ちゃんの服 反響様々

去年秋にディレクターとして制作し全国放送したドキュメンタリー番組「テレメンタリー2019 天使ちゃんの服~誕生死だったあなたへ~」。流産や死産、新生児死といった、一度は命が宿った誕生死で亡くなる赤ちゃんのための小さな服を作っている、秋田市のNPO法人ここはぐを取材しました。

放送後、入社した頃からお世話になっている男性から涙ながらに電話をいただきました。40年ほど前に子どもを2人続けて流産で亡くし、近所の人や親戚にいろいろ言われるのが苦しいからと県外の病院で処置をしてもらったそうです。明るいその方が胸にしまっていたことでした。一方で、温かい反応ばかりではありませんでした。「その後子どもに恵まれて子育てしてるからいいじゃないか」「そんなことしないでそっと見送るのはだめなの?」。何が良くて何がダメということはないと思っています。これまでタブー視されていた内容をテレビで扱ったことで、正しく知るきっかけや考えるきっかけになればいいなと思います。誕生死は誰のせいでもないということも、多くの人に知って欲しいです。

1年間Abemaビデオで配信中です。関連するAbemaタイムズの記事が一時ヤフトピ入りしたことも。見逃した方は、ぜひご覧ください。

(朝日新聞秋田版 2020年02月19日掲載)

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