あいたいAAB

登 レイナ

大切な「家庭の味」

みなさんの家庭の味はなんですか?みそ汁、カレー、肉じゃがなど色々あると思います。私の場合、ぱっと思いつくのが母が作る「おにぎり」です。小さい頃は遠足のお弁当に、大学受験の時は午後からのスタミナ補給に。社会人になり一人暮らしになった今も、母から受け継いだおにぎりでエネルギーをチャージしています。

当たり前のようにずっと食べてきたおにぎり、23歳になって初めて、作り方がちょっと人と違うことに気がつきました。母特製のおにぎりは「サラダ油」をご飯に混ぜます。これまで当たり前のように油入りおにぎりを食べていたのですが、そのことを話すと誰もが驚き、その反応に逆に私がびっくりしました。

母いわく「油を入れると腹持ちが良い、お米と油を一緒に摂(と)ると糖質の吸収が緩やかになる」ということで、その言葉を信じきっていたのですが、よく考えてみれば科学的根拠はありません……。

ただ単にカロリー増になっているだけなのかもしれませんが、私にとっては大切な家庭の味です。これからもおにぎりには油を混ぜたいと思います。(ちなみに油以外のポイントは、「ちょっと多すぎるかな?」くらいのご飯の量でにぎること。具はから揚げやハンバーグなどお肉を入れることです!)

(朝日新聞秋田版 2020年08月08日掲載)

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