あいたいAAB

千田 まゆこ

亡き天使ちゃんを送る服/千田まゆこ

2年ぶりにドキュメンタリー番組を制作しました。タイトルは「天使ちゃんの服」。流産や死産、新生児死で亡くなる赤ちゃんのための服を作っている秋田市のNPO法人ここはぐを取材しました。きっかけは去年秋にニュース特集でその活動を取材したこと。上司に「絶対に全国放送しよう」と励まされ、厳しい企画会議でテレビ朝日のプロデューサーに「社会性がない」と言われながらもめげずにプレゼンした結果、採用されました。どうしても秋田のママたちの活動を多くの人に伝えたかったのです。

天使ちゃんの服は市販にはないサイズで、ここはぐスタッフとボランティアが手縫いしています。亡くなった小さな赤ちゃんに合うかわいい服を着せて送り出したいという思いからです。活動は取材を続けるうちに「おくりばこ」という棺やお骨入れという新たな形になっていき、ついに全国へ発信することになりました。ここはぐは24日までクラウドファンディングで活動資金を募っています。番組では、誕生死を経験した夫婦、天使ちゃんの服を赤ちゃんに着せて送り出した夫婦にも取材しました。

「テレメンタリー2019 天使ちゃんの服~誕生死だったあなたへ~」は24日午前1時55分からです。(再放送は30日〈土〉午後3時から)

(朝日新聞秋田版 2019年11月13日掲載)

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