あいたいAAB

青木 隆太

とりこになるかも

幼稚園のころからゲームに親しんできましたが、ゲームがスポーツになるとは思いもしませんでした。コンピューターゲームの腕を競う「eスポーツ」という言葉が浸透して数年。国体の文化プログラムにも選ばれ、部活動として認める高校も少なくありません。
 先日、eスポーツの全国大会に出場する秋田市の高校生を取材しました。彼の専門は車のゲーム。本物の運転席と同じような環境でレースをします。試乗させてもらって感じたのは「リアルさ」。ハンドルの質感や伝わる振動、音など本物の車に乗っている気分でした。しかし、操作は意外に難しく度々壁に激突。私は車のマニュアル免許を持っていますが、ゲームとなると簡単にはいきません。彼は「平日は2、3時間。休日は6時間練習する」と話していました。本気だからこそ「遊び」ではなく「練習」なんですね。
 ところで、AABではゲーム初心者の方もeスポーツを楽しめる新番組「ゆるe~学園」が始まりました。出演はお笑い芸人の品川祐さんと、私と同期の弭間花菜アナウンサーです。これまでほとんどゲームに触れてこなかった弭間ですが、先日「(ゲーム機の)PS4買おうかな……」と真剣に悩んでいました。興味がなくとも一度体験してみればそのとりこになるかもしれませんよ。

(朝日新聞秋田版 2020年12月12日掲載)

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