あいたいAAB

千田 まゆこ

「感じが良い」女性に

かかりつけの皮膚科で診察してもらった時、私より少し先輩の美肌の女性医師に「最近またテレビでよく見るけれど、とっても感じが良いわ」と言われ、うれしく思うと同時になんだか恥ずかしく赤面(実際は血行が悪いので赤くならない)しました。

私がよく言っていただく言葉として「落ち着いている」→まあ、それなりに場数をこなしているので。「信頼感がある」→報道担当が長いので勝手にそういうイメージがつくんですよね。どれもありがたいですが、私はむしろ慌てるし、信頼されるような高い能力があるわけでもなく、「わはは、テレビのイメージって怖いわぁ」くらいに思っていました。「感じが良い」なんて初めて言われてドギマギしました。薬より効きます、その言葉。

「感じが良い」という言葉、私は使ったことがありませんでした。「良い感じ」とはまた違う、もう少し大人びた品がある言葉に感じて、よりうれしくなりました。そういう女性になりたいと思えた、今の目標です。

ところで、なぜ皮膚科を受診したかというと、いろいろボロボロで感じが良くなかったからで……。そんな自分も受け入れて努力しようと思った水無月(みなづき)のはじめでした。

(朝日新聞秋田版 2019年06月12日掲載)

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